ボンネビルオーナー新生児のシャンパンクです。
バイクといえば音も個性をアピールする重要なこだわりポイントと言えますね。
ワタシの所有するバイクはボンネビルT100 2009年モデル 空冷 865cc ノーマル状態です。
まずメインキーを回します。
最近のバイクでよく聞く、電源が入った瞬間の"ピュィーン"という超音波的な音を2秒弱発します。
これがイマイチ好きじゃ無いんです❗️『電源』って…家電じゃあるまいし。個人的なこだわりです。
そこからセルでエンジンを始動します。
おぉぅ、なかなかジェントルな響きです。どちらかというと控えめで、決してイキがらない大人な雰囲気です。
これに物足りなさを感じる方はいるかもしれません。
しかし夜中などご近所への配慮を考えるとこれ位の音がナイスミドルでしょう。
そして跨る。
アイドリング中の音と微かな振動が、バイクが早く行きたい、走りたいと言っているようで自身も高揚してきます。
お互いのフィーリングはバッチリなようです👍
そっとアクセルを回していくと、なかなか力強いスタートです。
凶暴過ぎないパワーはワタシの様なリターンライダーや落ち着いてバイクを楽しみたい方にピッタリだと思いますよ。
ギヤを上げても力強さは変わらず、それなりの速度域でもまだまだ行けそうな力を秘めています。はっきり行って必要十分です。
しかし、鼓動感は無いに等しい💦
これはこれは…正直ガッカリです笑
これがバーチカルツインのサンウドと鼓動❓❓ってな思いです。
試乗した水冷ボンネビルは気持ち良い鼓動を感じたのですが…
なので鼓動を期待してはダメです❗️
そしてメット着用中はマフラー音もほぼ聞こえません💧
一応、空冷バーチカルツインということで、これが伝統の乗り味なんだと無理やり納得しています笑
個人的には坂道を駆け上がる時、若干ギアを外して3〜4速、2,000回転弱でトルクで登っていくトコトコ感が好きです。
大型バイクと言えば昔はよくクラッチが重いと感じたものです。
ボンネビルは中型バイクと同じくらい🎉全然疲れません。これ地味に大事ですよね❓
水冷タイプはもっと軽い❗️
空冷ボンネビルはSEを除いて前輪19インチ、後輪17インチのタイヤをはいています。
前輪の径が大きい事で安定性が増し直線に強い。逆にコーナーでは粘りのある、つまり素直に曲がってくれないという話も聞きますがキレイに曲がってくれるのでご安心を。
上半身もしくは下半身、どちらで加重しても素直に倒れてくれますし、直線安定性があるだけにコーナー後の立ち上がりも楽です。
そしてサスペンションの柔らかさについての意見も目にしますが。
サスの柔らかさ故、高速道路の繋ぎ目などのギャップでは弾むようだと。
恐々走ってみましたがなんて事ないです。むしろこれ以上硬めだったらかなりケツを突き上げられてしまうのではないかと笑
相当な速度域で走り続ける方はまた違う意見だと思いますがね。
最後にライディングポジション。
ワタシは身長173㎝(わりと短足)ですが足つきも問題ないですし、走行中のステップ位置、ニーグリップ感はごく自然です。
願わくば足があと1〜2㎝長ければニーパッド位置がちょうど良かったと思うので、一般の173㎝前後の方はジャスト位置かと笑
ハンドルバーの位置もごく自然でまったく疲れません。
ただし、疲れないのは素晴らしい設計なのですが若干姿勢が良すぎる❓
走行中はかなりの向かい風を受けます。時速90㎞くらいからはかなりしんどいです笑
無理やりグリップにしがみつくように運転しないと後ろ飛ばされそうになりますし、そこからプラス〇〇㎞くらいになると死がチラついてきます笑笑
何にしてもノーマルボンネビルは早く走るバイクじゃないです笑
何しろ速さを求めない方にはすこぶる相性の良いバイクだ、というのが現在のワタシの率直な感想です。
これが何かの参考になれば🤗
それではまた( ^_^)/~~~